今回は旧高千穂鉄道廃線跡のご紹介です。高千穂鉄道は台風災害により全線休止となり、復旧されることなく廃止されてしまいました。見学は2013年3月から4月にかけて、延岡～川水流間において駅を中心に行いました。
高千穂鉄道高千穂線は国鉄高千穂線 延岡～高千穂間 50.0kmを転換した第三セクターの鉄道路線です。1989/04/28に転換され運営されてきましたが、2005/09/06に台風14号での豪雨災害で五ヶ瀬川が増水氾濫し第一・第二五ヶ瀬川橋梁が流失、全線運休となりました。そして2007/09/05に延岡～槙峰間を、2008/12/28に槙峰～高千穂間を廃止し、運行再開することなく全線廃止されました。
廃止直後は駅構内施設や駅舎など残っているところもあったようですが、その後の防災や河川、道路改良工事などで撤去されていったようです。さらに見学から9年近く経ち、廃線跡地利用も少しずつ進んでいるようです。