- 【信号場の景】中道信号場:JR九州 香椎線福岡県
-
JR九州 香椎線の「中道信号場」です。
中道信号場は単純な交換型の信号場。1904年1月1日に海ノ中道駅として香椎線開業と同時に開業しました。しかし駅は1987年に現在位置(西戸崎側約700m)に移動しまし、国営海ノ中道海浜公園の入り口駅となりました。その後列車増発に伴い、旧駅付近に中道信号場として開業。旧駅と同じ位置ではないようです。
旧駅の遺構はほとんど残っておらず、唯一西戸崎方分岐器付近にホームらしきものが見受けられるのみとなっています。開業当時は交換可能で、1985年に見たときはすでに棒線化されていましたが、上下ホームが残っていた記憶があります。
構内全体は防風林の松林の中にあり、接近しての観察・撮影は意外に困難となっています。よって香椎方の曲線外方より遠望して撮影しています。