【JR西日本】特急「やくも」へ新型車両を投入
2022/02/16 JR各社・ニュースJR 西日本グループでは、特急「やくも」のサービスレベルや輸送品質のさらなる向上のため、新型車両の投入を決定しました。
※写真は新型車両イメージ(※詳細仕様、デザインは検討中)
車両形式、投入車両数
・車両形式 273 系特急形直流電車
・投入車両数 44 両(4 両×11 編成)
運行区間
岡山駅~出雲市駅
車両概要
[安全性・安定性]
・防犯カメラの設置による車内セキュリティ向上
・車体の衝突安全対策、機器の二重系化等
[快適性]
・新たに開発・実用化した、国内初となる「車上型の制御付自然振り子方式※」による
乗り心地の向上
※車上の曲線データと走行地点のデータを連続して照合し、適切なタイミングで車体を傾斜させる
(当社、鉄道総合技術研究所、川崎車両の共同開発)
・座席間隔の拡大、座り心地を改善した座席の採用
・空気清浄機の搭載、抗菌・抗ウイルス加工による安心した車内環境づくり
[バリアフリー・利便性]
・車椅子スペースの拡大、多目的室の設置など幅広いご利用層を意識した設備の充実
・車内Wi-Fi、全席コンセント、大型荷物スペース設置
[環境負荷の軽減]
・よりエネルギー変換効率に優れた VVVF 制御装置、LED 照明等による省エネ化
営業開始時期
2024 年春以降、営業運転開始予定
現行車両(381 系)国鉄色化リバイバル編成の運転
新型車両投入に向けて、伯備線で特急「やくも」の運転開始から 50周年を迎える
2022 年3 月に381 系 1 編成(6 両)の塗装を懐かしい国鉄色に変更して運転します。
(1)リバイバル編成の運転開始日
2022年3 月 19 日(土)~
(2)対象列車
特急「やくも」 8・9・24・25 号