- 隼人分岐:JR九州 日豊本線 × 肥薩線 ※過去画像シリーズ メインルートが入れ替わった分岐駅 2013年8月見学鹿児島県
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【分岐の景】過去画像 2013年8月見学
JR九州隼人駅は日豊本線の途中駅ですが、肥薩線が接続する分岐駅です。当初北部九州から鹿児島までの路線は、宮崎への便を図るために八代以南は東シナ海沿いではなく、矢岳越えを伴う肥薩線のルートをとって建設され、1909/11/21に全通しました。その後、大分・宮崎を経由する路線の一部として1929/11/24に当駅から国分駅までの間が開通し、分岐駅となりました。そのためか、肥薩線方面へは直進、日豊本線方面へは右方向へ曲線を描くという線路配置となっています。
構内は2面3線で、主に1番線(1番のりば)は肥薩線方面列車が、2,3番線(2,3番のりば)は日豊本線方面列車が使用しています。しかし1番線(1番のりば)は駅舎に面しているため日豊本線列車の発着にも使用されています。3番線(3番のりば)と4番線は肥薩線方面への進出ルートはありません。分岐の形式は「標準型」、分岐駅の配線は「線路別」です。
見学当時は肥薩線に観光特急「はやとの風」号が運転されており、当駅で名物駅弁を積み込むなどして観光需要に対応する姿を見ることができました。しかし令和2年7月豪雨の影響で肥薩線のうち川線区間が壊滅的被災状況となり八代~吉松間が運休、回遊ルートを構成していた特急「はやとの風」号も需要減で運休することとなり、当駅は地元の日常利用中心の駅となりました。
分岐の形式 :標準型
構内配線の分類:線路別
※分岐駅の形態別分類 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-3.htm
鉄路ノ景/分岐の景 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-2.htm
鉄路ノ景 http://railscape.blue.coocan.jp/railscape_top.htm