今回は島原鉄道 島原外港駅のご紹介です。島原外港駅は、島原鉄道線の部分廃止により行き止まり駅となりました。駅から歩いて行ける位置に島原港があり交通の結節点となっている駅です。現在は島原港駅という駅名ですが、見学時は島原外港駅でしたので旧駅名でご案内いたします。見学は2015年10月です。
島原鉄道は諫早から島原半島東岸を経由し半島南端の加津佐までを結ぶ路線でした。しかし2008/04/01に南半分の島原外港～加津佐間廃止により、当駅が行き止まりとなりました。当初島原鉄道側では南島原（現・島原船津）駅から南を廃止区間と予定していましたが、島原市からの要請により島原外港駅までを存続させたものです。当駅の東約300mという徒歩圏内の位置に、熊本や大牟田方面への航路が発着する島原港があり、この地区が島原方面、雲仙方面、島原半島南部方面への公共交通の結節点として機能しているようです。
駅構内は１面１線のシンプルな配線。過去には行き違いができる2面2線の配線の時期もあったようで、線路やホームの遺構が残っています。線路終端部は駅から約300m離れた位置にあります。行き止まりの分類は「途中駅型」です。

駅名　　　：島原外港駅（見学時）（現・島原港駅）
事業者名　：島原鉄道
線区名　　：島原鉄道線
分類　　　：途中駅型
終端部構造：最一種車止め＋第二種車止め＋車止め標識

参照サイト「鉄路ノ景」
http://railscape.blue.coocan.jp/index.html
行き止まりの分類
http://railscape.blue.coocan.jp/deadend/deadend-3.htm