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可部線廃線探索 可部~河戸間 ※過去画像シリーズ

アシヲヂ / ashiwodi

可部線廃線探索 可部~河戸間 ※過去画像シリーズ 一度廃線となるも後に復活を果たした区間の配線時の姿 2009年8月見学広島県

【遺構の景】過去画像
今回は2003/12/01に廃止となった可部線 可部~三段峡間のうち、可部~河戸間について廃止後の姿を見学してきましたのでその様子をご紹介します。この区間は廃止されはしたものの復活の可能性を持たせた区間であることからどんな状況となっているか見てみようと思った次第です。見学は2009年8月です。
可部線の可部~三段峡間は2003/12/01をもって廃止となりました。しかし、可部~河戸間は地元の広島市によって復活の可能性を模索されており、JR西日本と「電化延伸協議の要請に応じる」旨の約束があったとされたようです。そもそも国鉄再建法に伴う赤字ローカル線廃止施策と同時に、河戸~三段峡間の廃止が地元に打診されました。廃止と引き換えに可部市街地に当たる可部~河戸間は電化して残すという条件だったのですが、その際は可部線全線存続の声に押され実現しませんでした。約20年後、再度可部~三段峡間の廃止がJR西日本から提議されました。地元としては存続を賭けて試験増便や利用運動などを行いましたが、JR西日本の設定した輸送密度をクリアすることはできず、可部~三段峡間は廃止されました。このような経緯もあり、廃止後も可部~河戸間の復活・電化の可能性に含みを持たせている形となっていました。
そして可部以北の廃止の後も続いた地元による協議や運動が実り、当初見込みより遅れはしたものの2017/03/4、可部~河戸間を含む可部~あき亀山間の開業を見ました。あき亀山駅は河戸駅の先、約350mの地点に設置されました。

※新型コロナによる緊急事態宣言措置とか蔓延防止措置とかなんかで、外出がままならない状況となっておりました。今までは撮り溜めたものがあったのですが、ここにきて在庫が払底してしまったこと、ちょうど仕事が忙しい時期が重なったこともあって、1か月以上動画をあげることができていませんでした。しかしどうにかして動画をあげたいと思っているところです。なので、しばらくは過去に撮影していたものをご紹介しよう思い立ちました。ただし当時はまだ動画デビューはしておらず静止画ばかりなので、画像を切り替えながらナレーションによるご紹介となります。