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岡見重キロ:JR西日本 山陰本線 2025年3月見学

アシヲヂ / ashiwodi

発電所建設に伴う線路付け替えで発生した重キロ島根県

【断キロの景】2025年3月見学
JR西日本山陰本線の三保三隅~岡見間の沿線において中国電力三隅火力発電所が建設されることになりました。発電所は主に埋め立て地を造成して用地を確保しましたが、海岸線をトレースして走っていた山陰本線にも干渉したため、山陰本線は山側を迂回するルートに改められ1992/10/に新線に切り替えられました。この迂回ルートにより新線は旧線より長い延長となったため岡見駅構内にて重キロが設定されたものです。重キロの諸元は、新線経由499K215M91、旧線経由499K170M00で、新線の方が旧線より45.91M長くなっています。
発電所の稼働後、1998/06/15から旧線の一部を利用して発電所への石灰石搬入・発電所からの石炭灰搬出貨物輸送が行われていましたが2014/04/01に廃止され、発電所構内の旧線は2018年に撤去されました。