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唐津分岐:JR九州 唐津線 × 筑肥線 ※過去画像シリーズ

アシヲヂ / ashiwodi

一見高架複線に見える1.5kmの並走型分岐 2008年3月見学佐賀県

【分岐の景】過去画像 2008年3月見学
回はJR九州「唐津分岐」のご紹介です。JR九州 唐津線と筑肥線との分岐は、2ヶ所存在します。1ヶ所は唐津線と筑肥線伊万里方面との分岐、「山本分岐」。もう1ヶ所は唐津線と筑肥線姪浜方面との「唐津分岐」です。今回はこのうち「唐津分岐」のご紹介です。見学は2008年3月です。
今回ご紹介する「唐津分岐」は、1983/03/22の筑肥線福岡市営地下鉄乗り入れ開業に伴う唐津地区の路線経路変更によって成立しました。元々は筑肥線は松浦川右岸を通り山本駅で唐津線と接続していたのですが、路線経路変更によりダイレクトに唐津駅に接続されたことによって唐津駅が分岐駅となったものです。その際、筑肥線は虹ノ松原~唐津間を、唐津線は鬼塚~西唐津間を高架とし、両線の合流地点より唐津駅までを並走することにしたため、約1.5kmの高架複線状の区間を持つ分岐風景が生まれました。
唐津駅は2面4線構造ですが、1番線は筑肥線方向のみ、4番線は唐津線方向のみの発着となっており、両線に発着できる線は2,3番線のみとなっています。唐津駅から約1.5kmは両線は並走しており、筑肥線和多田駅直前地点にて分離しそれぞれの方向へと向かっていきます。和多田駅ホームからは通過していく唐津線列車の姿を間近に見ることができます。
分岐の形式は「並走型」、分岐駅の配線は「方向別・線路別複合型」です。

分岐の形式  :並走型
構内配線の分類:方向別・線路別複合型

※分岐駅の形態別分類 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-3.htm
 鉄路ノ景/分岐の景 http://railscape.blue.coocan.jp/junction/junction-2.htm
 鉄路ノ景 http://railscape.blue.coocan.jp/railscape_top.htm