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【立体交差の景】長者原:JR九州 篠栗線 × JR九州 香椎線

アシヲヂ / ashiwodi

【立体交差の景】長者原:JR九州 篠栗線 × JR九州 香椎線福岡県

福岡県粕屋町にある、JR九州 篠栗線と香椎線との立体交差です。
篠栗線、香椎線ともに開業はかなり古いものですが、同駅の設置は最近です。篠栗線は1904/6/19吉塚-篠栗間開業、香椎線は、博多湾鉄道として1904/1/1に西戸崎-須恵間開業しました。
この時の両線の開業で立体交差は早くも成立し、以来80余年間、両線は何の関係も無く運行されてきました。
しかし周辺は福岡市都市圏であり同地点に駅が無いのが不思議なくらいでしたが、1988/3/13に両線とも棒線ホームを設け開業しました。以後利用客は増え続け、篠栗線の電化に合わせて篠栗線を交換駅に、駅本屋を橋上駅にと改築されました。
香椎線ホームも当初は宇美方にあり篠栗線の上には架かっていませんでしたが、現在は直上部を超えて延伸されています。篠栗線電化と篠栗線の交換駅化に合わせて立体交差部分の橋梁を架け替え、また架線の分だけかさ上げされたようで、取り付け部に25パーミル勾配が出現しています。

立体交差名:長者原
関連社名 :JR九州
関連線区名:JR九州 篠栗線、香椎線
分類   :単純型
構造   :下路式鋼製スルーガーダー