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【旅の景】また大分に行ってきました。その2。

アシヲヂ / ashiwodi

また大分に行ってきました。その2。今回の最大の目的である、久大線の橋梁被災の現場の見学。代行バスで豊後森~豊後中村~由布院。大分県

豊後森で終着となった「ゆふいんの森1号」を降り、直通代行バスを見送って乗ったのは、到着から50分後の各駅停車の代行バス。この代行バスでまずは豊後中村駅まで。豊後中村駅までの沿道は所々で道路や河川の被災が見られる程度でした。
豊後中村駅で一旦代行バスを降り、橋梁被災の現場を見学。2時間半後の次の代行バスに再び乗車。由布院までの間は至る所で河川護岸の崩壊や、道路斜面の崩落が見られ、雨のすさまじさを実感。
由布院に到着する頃は雨が降り始め、時には驟雨に。由布院駅では、当駅が不通区間途中に存在するということもあり取り残されてしまった車両たちが留置されている姿を見ることができました。

令和2年7月豪雨災害により、九州の鉄道は甚大な被害を被ってしまいました。小程度の被災は1か月程度で復旧し運転を再開しましたが、中~大規模な被災については、半年以上数年間の時間を要するものと思われます。久大本線についても、8月16日時点で、豊後森~向之原間が運休となり代行バス輸送となっています。
今回の旅の最大の目的は、久大本線の被災した橋梁を見学に行くこと。豊後中村駅の前後にある、「第一野上川橋梁」と「第二野上川橋梁」です。第一野上川橋梁は橋脚の傾斜により橋梁が変状しました。第二野上川橋梁は橋脚の倒壊により流失してしまいました。この両橋梁の現状を見に行くために今回の旅を計画したものです。