- 大板井駅行き止まり:甘木鉄道 甘木線 ※過去画像シリーズ 災害による運休区間発生に伴う期間限定の行き止まり駅福岡県
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【行き止まりの景】過去画像
今回は甘木鉄道甘木線大板井駅行き止まりをご紹介します。大板井駅は甘木線の途中駅なのですが、隣駅との間の橋梁が大雨で損傷、大板井~松崎間運休により期間限定で行き止まり駅となったものです。見学は2006年9月です。
甘木鉄道甘木線はJR九州鹿児島本線基山駅を起点とし甘木駅に至る13.7kmの路線です。かつては国鉄甘木線でしたが、国鉄末期に廃止対象に挙げられたため第三セクター甘木鉄道に転換されました。転換後は増発と新駅設置で利用者が急激に伸び、第三セクター鉄道の優等生と言われてきました。しかし2006/07/04深夜からの大雨で宝満川が増水し、宝満川橋梁第3橋脚が損傷、07/05~12/19まで大板井~松崎間が運休となり、図らずも大板井駅と松崎駅が行き止まり駅となってしまいました。
大板井駅は単純な1面1線の棒線駅ながら立派な高架駅です。これは交差する新設の都市計画道路において踏切を回避するため、限度額立体交差事業制度を利用して高架化されたためです。現地では甘木線に接するように並行して大分自動車道が走っており、大板井駅のすぐ横に高速小郡大板井バスストップが設けられています。そのため駅にはバスストップへの乗り換え案内が表示されています。
駅名 :大板井駅
事業者名 :甘木鉄道
線区名 :甘木線
分類 :途中駅型
終端部構造:枕木