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【小ネタの景】折尾駅で特別下車してみた。

アシヲヂ / ashiwodi

折尾駅のラッチ外ホーム相互を使った乗換えをしてみました。福岡県

JR九州 折尾駅にはのりばが3番から7番までとA番,B番があります。
3番4番5番は鹿児島本線、6番7番は筑豊本線(若松線)、A番B番は筑豊本線短絡線です。このうち3番から7番まではラッチ内で相互に移動できます。しかしA番B番のりばは3番~7番のりばとは離れた短絡線上に位置しており、乗り換える場合には途中下車不可の切符でも一旦改札を出なければなりません。その場合の措置を途中下車とは区別した「特別下車」と称して、改札外出場を認めています。
「特別下車」とは、事業者側の都合などで旅客を一旦改札外に出す場合を指します。例えばダイヤの都合上、長時間の乗り換え待ちが発生する場合や、乗り換えホームが改札外に存在する場合などによるようです。折尾駅の場合は、後者が適用されます。
折尾駅は現在、折尾地区総合整備事業によって駅や線路配置を含めた再開発事業が進められています。これは筑豊本線短絡線を鹿児島本線脇に横付けし相互の乗換えを便利にするとともに、駅周辺の区画整理を行うものです。将来これによりA番B番乗り場は短絡線とともに消滅します。そのため現在のようなラッチ外乗換えが解消し、特別下車制度適用の必要がなくなると思われます。