駅前は砂浜 伊予鉄梅津寺駅にあるトレインビューカフェ みきゃんパーク
2022/02/17 伊予鉄・四国・その他
梅津寺駅の開業は1899年(明治32年)のことです。
駅の目の前には砂浜が広がり、部分的ではありますが満潮時はプラットホームのすぐ下まで海水が迫ってきます。
もともと、梅津寺駅は常設ではなく海水浴客のための臨時駅として開業しました。その後、昭和6年に常設化され現在に至ります。
梅津寺駅といえば○○というのは、世代や人によって違うかもしれません。例えば60代以上であれば林間学校で水泳の練習をしたというイメージでしょうか? 40~50代であれば東京ラブストーリーの世代でしょうか?
長方形は30代ですが、梅津寺パーク(2009年閉園)のイメージが強いです。
そして10~20代であれば愛媛FCの練習場である愛フィールド梅津寺(2010年~)のイメージかもしれません。
過去には温泉施設もありましたので、温泉のイメージだという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな梅津寺に新たなイメージが誕生しました。
2019年オープンした みきゃんパーク梅津寺です。
梅津寺の新しい観光スポット みきゃんパーク梅津寺

みきゃんパークは2階建で構造になっています。
1階部分には愛媛が誇るゆるキャラ『みきゃん』関連のグッズや、みかんを使ったお土産が充実しています。また、1階では商品を加工している様子が見えるようになっていますので、ちょっとした工場見学気分も味わえます。
2階部分はカフェがあり、伊予柑ソフトやみかん大福などが楽しめます。(メニューは時期により変わる可能性あり)
2階はオシャレなカフェ

今回の目的は、2階のカフェです。
店内は木のぬくもりを感じさせる落ち着きのある空間です。
壁に描かれてる『みきゃん』も様々なバリエーションがあり飽きさせません。
ちなみにカビたような緑のやつが『ダークみきゃん』です。
ちょっと丸っこくて頭に芽が出ているやつが『こみきゃん』です。
鉄道ファンにはたまらない景色がそこに

窓側のカウンターに座ると、目の前に広がる景色がこちら。
なんと、梅津寺駅が丸見えです。
おまけに白いホームの後ろには青い海です。
ここにオレンジ色の電車が入ってくると思うとワクワクが止まりません。これが鉄道ファンの性なのでしょうか。
電車の見えるレストランやカフェは全国探せば沢山あると思いますが、駅の真後ろが海という特殊なロケーションをド正面から眺められるカフェは結構レアなのでは? と思います。
みきゃんスムージー

電車が来るまでまだ時間があります。
高浜線は15分間隔なので、上下合わせると1時間に8本の列車がやってくるので撮影するチャンスはわりとあります。
待ち時間を利用して、みきゃんスムージを頂きました。
暑い夏にぴったりと酸味の効いたスムージですっかり回復しました。
オレンジと青のコントラスト

高浜線の列車がやってきました。
オレンジに塗装された伊予鉄700系です。
青い海を背景に愛媛らしいオレンジ色の車両が映えます。
バルコニー

カフェ部分からは、バルコニーに出ることができます。
窓がない分、遠くからくる車両も撮影することができます。
皆さんも愛媛に来られた際は、ぜひ「みきゃんパーク 梅津寺」で鉄分補給をして頂ければと思います。
■文・写真 : チャンネル長方形