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チャンネル長方形

【土佐くろしお鉄道】太平洋が一望できるオープンデッキ車両 しんたろう号 ごめん・なはり線

2022/08/20 四国・高知県

土佐くろしお鉄道 ごめん・なはり線


皆さんこんにちは ちょ・ちょ・ちょ・ちょ 長方形です。
普段は愛媛県の松山市を中心に活動しているチャンネル長方形ですが、今日は高知県南国市にある、JR四国・土佐くろしお鉄道の『御免駅』に来ています。

撮影は2022年の6月22日 日曜日です。

今回、何故長方形が『御免駅』にやって来たのかというと、6月に入り大分暑くなってきたので、鉄道で涼もうと思ったからです。

鉄道で涼む? 一体どういうことなのでしょうか?

黄緑の列車

語呂合わせ9640形


さっそく列車がやってきました。
ごめん・なはり線用に作られた9640形です。
なぜ、9640なのかというと くろしお鉄道なのでク・ロ・シ・オということだそうです。
つまり、語呂合わせでつけられた形式なのです。

こういうお茶目なところは好感が持てますね。

9640形は現在11両あるのですが、その中の2両は特別な仕様となっています。
今日乗車するのは、そんな特別仕様の列車です。

この列車に乗るために、遥々瀬戸内海から太平洋までやってきたのです。
一体、何が特別なのでしょうか。

券売機はJRと共通

『御免駅』はJR四国と土佐くろしお鉄道の共同使用駅です。
目的地までの切符を持っている場合は改札を出ずに乗り換えることが出来ます。

券売機も共通です。
ごめん・なはり線を選択して、終点の『奈半利駅』までのきっぷを購入します。
特別仕様の9640形に乗るのですが追加料金は必要ありません。
普通の運賃1080円(2022年8月現在)だけで乗ることができます。

発車標を見ると

奈半利(なはり)・安芸(あき)方面の発車標を見てみると10:43『しんたろう号』と書かれています。
これが今から乗る列車です。

クジラをイメージした可愛い一両編成の気動車

ホームには『しんたろう号』が停車しています。
普通の9640形とは違い、顔の部分が丸みを帯びています。
これはクジラをイメージしたものです。
(高知は太平洋でのホエールウォッチングも有名です)

これが『しんたろう号』の内部だ!!

なんか狭いぞしんたろう号


これは『奈半利駅』でお客さんのいない時に撮影した写真ですが、『しんたろう号』の車内はこんな感じになっています。

なんか狭くないですか?

2人掛け転換クロスシート+1人掛け折りたたみという配置です。
真ん中の通路が広い訳でもない。
もちろん軽便でもなく、在来線と同じ1067mmのレール幅です。

実はこの狭さこそが、特別仕様の理由なのです。

狭いのには理由があった

ドアをあけるとオープンデッキが


この画像も『奈半利駅』で撮影したものですが
出入り口付近にある小さなドアをあけると通路があり、進むとオープンデッキにつながっています。

そうなんです。
このオープンデッキのスペースを確保するために、
車内の座席が2人掛け+1人掛けの配置になっていたのです。

凄いぞオープンデッキ

オープンデッキからの眺めは、一言で表現すると「最高」でした。
向こうの方まで続く海は、馴染みのある瀬戸内海では到底見ることの出来ない風景です。
おまけに風がものすごく強いので、髪の毛が暴れまわっています。
トロッコとはまた違う雰囲気です。


トンネルの中はものすごい風

結構早いスピードでトンネルに突入しました。
その瞬間、ボボボボッーーと空気の塊が顔のぶつかります。
景色を堪能できるようにスピードを落としているトロッコ列車で
は決して味わえない経験です。

予想の数倍上を行く過酷さです。

普通仕様の9640形と遭遇

ごめん・なはり線は単線のため、列車交換のできる駅が割りとあるのですが、
本数が少ないためか、あまり行き違い列車には遭遇しませんでした。
丁度『穴内駅(あなない)』駅で普通仕様の9640形と遭遇しました。
同じ9640形なのにこっちはオープンデッキで向こうは普通の気動車です。

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